Think outside the box

夏眠中|I shall return.

[雑感]低リテラシー政治

立憲民主党が杉田議員の「生産性」を批判するコメントを出しましたが、*1

これが言い掛かりであることは一つ前の記事で検証した通りです。

*1:立憲民主党が経済よりもidentity politicsを重視するリベラル政党であることの証拠でもあります。

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「生産性」論争とPolitical Tribes

自由民主党の杉田議員が『新潮45』に寄稿した内容に批判が殺到しているようです。中でも、杉田議員に批判的に書かれた毎日新聞の批判は激烈です。

そもそも、子供を持つかどうかで人の価値を測り、「生産性」という経済の尺度で線引きするなど、許されることではない。

しかも、日本に暮らす全ての人が対象となるのが行政サービスだ。そこからLGBTだけを外せと言わんばかりであり、これはもはや主義・主張や政策の範ちゅうではない。

特定の少数者や弱者の人権を侵害するヘイトスピーチの類いであり、ナチスの優生思想にもつながりかねない。明らかに公序良俗に反する。

しかし、全文を読んでいれば、これが文意を曲解した批判のための批判であることは明らかです。*1

*1:杉田議員の主張は「LGBを政府が特別扱いする必要はない=非LGBと等しく扱うべき」です。

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立民・枝野代表の事実誤認

立憲民主党の枝野代表が20日衆議院本会議で行った2時間43分の演説に事実誤認があったので、財政に関する部分を指摘します。

本来効果が上がるはずの金融緩和をとことんアクセルを踏み、財政出動にとことんアクセルを踏んでも、個人消費や実質賃金という国民生活をより良くするという経済政策の本来の目的にはつながらないところで止まっているのではないでしょうか。

安倍政権が積極的に財政出動していると認識しているようですが、公的固定資本形成(公共投資)は民主党政権期から微増した程度です。

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最終消費支出は増えていますが、増えているのは社会保障的支出の保健と社会保護で、その他の合計はやはり民主党政権期から微増した程度です。

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