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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

株高の一段落について

3/21の記事「超円高の真因とマネタリーベース万能主義者」で、

昨年末からの円安は5か月も持続し、金利差が示唆する1ドル=86円程度より約10円の円安水準に到達していますが、これは安倍政権と新体制の日銀がインフレ政策を断行するとの期待に支えられたものであり、実効性の高い具体策が打ち出されなければ、昨年2月の二の舞に終わる可能性も否定できません。量的緩和拡大による円安誘導効果は市場参加者の予想に依存するため(思惑次第)、確実性に欠けることにも要注意です。

と書いたところ、その3/21の高値をピークに株価は調整局面に入ってしまいました。4/2の日経平均株価の終値は、3/21の高値から5%安となっています。

株高が止まった原因が、円安が止まったことであることは明らかでしょう。そもそも、昨年末からの円安は、「日銀に大胆な金融緩和を実行させてデフレから脱却する」という安倍自民党総裁の「はったり」によるものであるため、そろそろ効力が薄れてきたとしても不思議ではありません。 

円安の目標水準」で示したように、日本経済復活には1ドル=105~110円、1円=10ウォン程度まで円高是正が進むことが望ましいのですが、安倍首相のはったりが為替市場参加者に通用しなくなってきたのであれば、2003~04年の35兆円円売り介入のような実力行使で円買いへの恐怖心を与えることが必要となるかもしれません。その際に巻き起こるであろう外国からの批判に屈しない精神的タフさも要求されます。

  1. 強烈なはったり
  2. 時には実力行使
  3. 外圧に屈しない精神的タフさ

というと、朝鮮民主主義人民共和国が思い出されますが、こういうところだけは見習うべきではないでしょうか。

 

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