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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

女性手帳と後期高齢者医療制度バッシングに共通するもの

人口・少子化

5/9の記事(女性手帳バッシャーが見たくない「不都合な真実」)では女性手帳への批判の多くがノイジーマイノリティによる非論理的な言い掛かりに過ぎないことを指摘しましたが、マイナビウーマンのwebアンケートでもそのことが確認されます(サンプル数は十分とは言えませんが)。

「強制されているように感じる」「プレッシャーを感じる」「つらくなっただけだと思う」など、施策目的とは無関係の非論理的な感情的反発ばかりです。

民主党が老年学用語の「後期高齢者」を差別用語であるかのように煽り立てて自公政権を攻撃したことがありましたが、女性手帳も、一部のイデオロギー勢力によって現政権批判のための政策の本質とは無関係の感情的反発を煽る材料にされてしまったのでしょう(感情が理性に勝る人たちがアジテーションに乗せられたわけです)。[1]

日本で妊娠・出産について無知な女性が増えてしまった一因には、アメリカのフェミニズムの悪しき影響があると思われます。下の記事では、専門医が妊娠・出産にはタイムリミットがあると教宣したら「一部の女性擁護団体は脅し戦略だとして、これを批判した」ことが紹介されていますが、これは女性手帳バッシングと重なります(強調は引用者)。

同医師は「42歳の女性が訪れ『わたしはなぜ妊娠しないのでしょうか』と問われ、『申し訳ないのですが、科学的なことです。42歳だと28歳の時より卵子が少ないし、老化もしています。この段階だと、不妊の専門家と話す必要があるでしょう』と言った」という。すると、一部の患者は敵意を見せ、同医師を信じてくれなかったそうだ。こういった患者が再び同医師を受診することはないのだという。

人間には聞きたいことにだけ耳を傾け、聞きたくないことは否定する、聞きたくないことを言う人物は敵と認定する、という傾向があります。近年、このようなノイジーマイノリティの大声を政治がfollowする傾向が強まっているのは残念なことです。

 

 

[1]当時、知人が「後期高齢者医療制度批判の大半は事実無根」とテレビでコメントしたところ、多くの批判・脅迫文が送られてきました(脅迫者の一人は「ぜんまいじじい」と名乗っていたそうです)。「年寄りは死ねというのか」と声を震わせていた老人と、女性手帳をヒステリックに批判する人たちは、理性が失われている点で共通します。