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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

毎日新聞の「慰安所従業員日記」

政治・歴史・社会

大東亜戦争時の南方における慰安婦の実態を記した貴重な資料が発見されたと毎日新聞が報じています。相変わらず「広義の強制」など反日的なトーンも漂う記事ですが、反日勢力への反証になり得る内容のようです。

「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛んだらニュースになる」と言われますが、慰安婦の資料が乏しいのは、当時の社会ではありふれた出来事だったためです。反日勢力が主張するような「20万人を誘拐・海外に強制連行」なら当時においても異常事態であり、大騒ぎになっていたことは間違いありません*1。記録が乏しいことが、慰安婦が重大問題ではないことの状況証拠ということです。犯罪的行為という認識が無い以上、連合軍の追及を恐れて文書を完全に破棄することもあり得ません。

慰安婦の動員を指示した文書は、日本政府が終戦前後に破棄したというのが学界の定説だ。

これまでは日本に批判的な記事が多かった毎日新聞が、8/4の社説では韓国の主張を否定する「転向」の姿勢を示した背景には、この資料の発見があったのかもしれません。

 米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のグレンデール市の公園に、韓国系団体の働きかけで、慰安婦象徴する少女の像が設置された。全米約20カ所で設置を目指すという。極めて残念で、事態を深く憂慮する。

<中略>

 像の脇には「平和の記念碑」という石板があり、こう記されている。「1932年から45年まで、20万人以上のアジア人とオランダ人の女性たちが、大日本帝国軍によって強制的に性奴隷にされた」「これらの罪について日本政府が歴史的な責任を受け入れるよう求める」

 事実関係に争いがあることが確定したように書かれ、日本が謝罪をしていないような印象を与えている。

4年前に米ニュージャージー州に設置された銘板には、「20万人が日本政府・軍に誘拐された」という荒唐無稽な内容が刻まれています。 

In memory of the more than 200,000 women and girls who were abducted by the armed forces of the government of Imperial Japan 1930s - 1945 known as comfort women, they endured human rights violations that no peoples should leave unrecognized. Let us never forget the horrors of crimes against humanity. 

もっとも、毎日新聞の別の記事では少女像を肯定しているので、まだまだ警戒は必要です。このような「相手に理解がある」人ほど日本人にとっては危険な存在です。

米国は軍隊内の性暴力撲滅運動の真っ最中。「日本だけが悪い」とはだれも言っていない。むしろユダヤ系、アルメニア系、性暴力に悩む女性が時空や経緯を超え、それぞれ身近な事件と絡め、元慰安婦の痛みに共鳴しているというのが今の構図だ。被害者の傷と向き合う普遍的な言葉でなければ、米社会では届かないだろう。

米軍の性暴力撲滅運動に日本軍が引き合いに出されることに疑問を持たないのが不思議です。「日本だけが悪い」のではないのなら、議論の余地のない歴史的事実を挙げればよいはずです。近年、慰安婦を一般論としての性暴力反対運動の一環と位置付けて「“慰安婦は性奴隷”説の否定=性暴力肯定」に話をすり替える戦術が展開されているので要注意です。

東欧からドイツ等に出稼ぎしている売春婦こそ「性奴隷」のイメージに合致しますが、そちらは黙認でしょうか。

The Stream - Confronting military rape culture ...


Inside Story Americas - US military: Sexual ...

下の記事中の動画にも反日日系人が登場しています(1:31~)。

逆に、反日勢力が主張する「慰安婦の実態」が事実に反すると指摘する在米韓国人研究者もいます。

Despite their historic contributions, the approach of South Korean activists and their supporters has obscured the continued ubiquity of grave human rights violations of women, especially those working in the sex industry in postcolonial South Korea. Although activists and their supporters have successfully publicized sexual violence and atrocities committed by the Japanese military, the way in which they have framed the story as exclusively a Japanese war crimes issue has diverted attention from the sociocultural and historical roots of women's victimization in Korea, which Japan colonized from 1910 to 1945.

The Comfort Women: Sexual Violence and Postcolonial Memory in Korea and Japan (Worlds of Desire: The Chicago Series on Sexuality, Gender, & Culture)

The Comfort Women: Sexual Violence and Postcolonial Memory in Korea and Japan (Worlds of Desire: The Chicago Series on Sexuality, Gender, & Culture)

冒頭で紹介した新資料も、韓国では捻じ曲げられて解釈されます。

「良識のない市民」が声高に叫ぶことを真に受けるかどうかは読者の判断次第です。

 

追記

1944年12月4日の日記には「正金銀行に行き、送金許可された金○守の1万1000円を送金してあげた」とありますが、これは現在の約350~400万円に相当します。彼女たちが“slave”ではなく“sex worker”であったことは明らかです。映画を見に行ったり廃業の自由があったことも日記から分かります。

 

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*1:20万人は広島・長崎の原爆による死者数とほぼ等しいことに要注意です。