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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

一難去ってまた一難~“Fade away”に向かう日本

人口・少子化

迫り来る供給力不足とインフレ】と【改善が続く日本経済の死角】で述べた日本社会の「老化」の深刻さを改めてグラフで確認しておきます。

中位数年齢は、1950年22.3歳→1970年29.1歳→1990年37.7歳→2010年45.0歳→2030年52.7歳*1、と急速に上昇しています。野球では名選手でも(大半は)40歳前後で引退しますが、日本社会もバブル崩壊とともに「引退宣告」を受けるほど衰えが進んでいたと言えます。

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2041年の中位数年齢は55.0歳ですが、これは日本全体が限界集落予備軍の限界集落(人口の過半が55歳以上)となることを意味します。

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2041年の各年齢人口は、68歳が181万人で最多で、40歳119万人、20歳81.6万人、0歳65.6万人に過ぎません。

2060年になると、最多は86歳の121万人、40歳84.8万人、20歳66.4万人、0歳48.1万人と推計されています。「経済成長」は死語となっているでしょう。

老いても日本社会が滅亡することはないでしょうが(never die)、限界集落のように消え去っていく(just fade away)と言っても言い過ぎではないでしょう。

デフレの一難が去りつつある一方で、それをはるかに凌ぐ一難(少子高齢化)が迫っているわけですが、政治に危機感が感じられないのは残念です。

限界集落と地域再生

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限界集落の真実: 過疎の村は消えるか? (ちくま新書)

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*1:推計値は国立社会保障・人口問題研究所の平成24年1月推計