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女性取締役の人数は企業のパフォーマンスとは無関係とする香港の調査

女性役員登用に執着するヨーロッパの天動説的イデオロギーの危険性】では、女の取締役を増やすこと(diversity)が企業業績にプラスになる、という米欧の進歩派の主張が説得力を欠いていることを指摘しましたが、今度は香港の投資家(元投資銀行家)も同様の調査結果を発表しています。

過去10年の年間投資収益率を計測したところ、女の取締役の人数(0~3人)と投資収益率に相関は見られないとの結論です(詳しくは元記事の表を参照)。

「Diversityは企業業績にプラス」論の欠陥は、支持者の多くが同時に「男女にはまったく差がない」と主張していることです。

生殖機能において、男女の脳には違いがあるが、いわゆる知的機能や認識、例えば言語能力、記憶力、理論形成力などでは、男女の脳に全く差がない。つまり、差はむしろ男女間というより個々人の間にある。

男女のリスク/リターン志向が(集団として)異なるのであれば、ミックスすることでポートフォリオのパフォーマンス向上につながりますが、まったく同一であれば、男女混合しても効果はありません。効果があるとすれば、それは男女に何らかの違いが存在することを意味しているのですが、それを認められない偏狭な「主義者」が相当数存在します。

ちなみに、香港について調査したWebbは、女の教育水準が上昇してきているので、必然的に女の取締役は増大していくだろう、と予測しています。

Over time, that will inevitably lead to more women on HK boards anyway, because the educational and employment opportunities for women have improved over the last 30 years leading to a larger pipeline of women with the appropriate experience and expertise behind them.

日本でもそうなる可能性が高いでしょう。

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