読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

「エマニュエル・トッド氏インタビュー」の関連記事

当ブログで度々取り上げてきたエマニュエル・トッドのインタビュー記事が日経ビジネスオンラインに掲載されたので、関連する過去記事をまとめておきます。。

日本で唯一の問題は出生率であると私は言った。私の国フランスで唯一問題になっていないのが出生率だ。その意味では、フランスと日本は正反対の状況にある。

東京に来るたびに、日本人は完璧なまでに見事に少子高齢化という「衰退」を楽しんでいるかのように感じる。過去10年、少子化問題が騒がれている割に、少しも変わっていない。

フランスや北欧だけでなく、ロシアだって少子化対策の行動をとっている。その結果、出生率は1.3から1.7へと上昇している。日本でも明治維新と同じくらいの革命的な政策をとるべきだろう。

日本の完全主義で大半の問題はうまくいっているが、出生率だけがうまくいっていない。

日本関連

中国関連

アメリカ関連

トッドはロシアについては、以下のように分析していました。

「帝国以後」と日本の選択

「帝国以後」と日本の選択

[p.231]

実のところ、ロシアが民主制社会を確立し、自由主義的社会の普遍化というフクヤマの夢を、永遠に、とまでは行かずとも、せめて長期的には具現することになるかどうかは、何とも言えない。このような政治的意味ではロシアは完全に信頼できるわけではない。しかし外交面では信頼出来る。その理由は二つある。まずロシアが弱いということ。<中略>ロシアが信頼出来るもう一つの理由は、自由主義的であろうとなかろうと、ロシアは普遍主義的気質の持ち主であり、国際関係を平等主義的な正当な方法で把握することができという点である。普遍主義は、支配の夢を不可能にする弱さと組み合わさった場合、必ずや世界の均衡に実質的な貢献をするはずである。

インタビューで言及しているスキデルスキーの見方とも共通します。

But perhaps Russia's indifference to human rights is a source of strength, not weakness. The trouble with the human-rights agenda is that its advocates become trigger-happy, whereas Russia's foreign policy displays the virtues of conservative prudence. Its realism, which is shared by China, is thus an important counterbalance to the west's intemperate urge to meddle in the domestic affairs of countries that do not live up to its proclaimed standards. 

ヨーロッパ関連

ヨーロッパの劣化は、トッドの想像を超えていたようです。

不均衡という病 〔フランスの変容 1980-2010〕

不均衡という病 〔フランスの変容 1980-2010〕

帝国以後 〔アメリカ・システムの崩壊〕

帝国以後 〔アメリカ・システムの崩壊〕