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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

雑感:日本サッカーと経済の停滞

サッカーのワールドカップは、一勝もできずにグループステージ敗退が決定してしまいました。*1

1993年にJリーグ発足、1998年フランス大会では初出場、2002年日韓大会ではベスト16と順調にレベルアップした日本サッカーですが、その後は願望と現実のギャップが拡大しているように見えます。 

それから思い浮かべたのが、日本経済の推移です。敗戦後、驚異の経済成長を遂げた日本は、先進国アメリカに迫り、バブル期には「21世紀には日本が世界一の経済大国になる」と予想する“有識者”も現れるほどでした。

しかし、購買力平価換算の一人当たりGDPの対米比は、1991年に84%まで迫ったものの、2000年にかけて70%程度まで後退してしまいました(2012年は69%)。ソ連の崩壊は1991年でしたが、振り返ってみれば、日本の「進撃」が止まったのも同じ年でした。日ソは同時に「転落」していたことになります。

一方、韓国の購買力平価換算の一人当たりGDPの対日比は、1991年には43%でしたが、2012年には89%まで急迫しています。日本がペースダウンしている間に、後続集団が迫ってきているわけです。 *2

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日本のサッカーが、経済から約10年遅れて同じ道を歩んでいるように思えてしまう今日この頃です。

なお、オリンピックのメダル数は購買力平価換算一人当たりGDPと相関していることが知られています。

 

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*1:現時点でのFiveThirtyEightの予想では、韓国の敗退確率は99.3%

*2:韓国も少子高齢化による減速が迫っています。