読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

「残業ゼロ」が少子化を促進する?

新しい裁量労働制(いわゆる「残業ゼロ」)には賛否が分かれていますが、これには非婚化・少子化反転に逆行する危険性があるようです。 

働く時間について自由裁量を与えられた高学歴の労働者は、誰よりも長く働いているところを見せようとするため、勤務時間が決められた場合よりも懸命に働くことになる。

労働時間の制限を無くす→労働者間の競争の歯止めがなくなる→労働者がチキンゲームに駆り立てられる→労働者に望ましくない「過重労働」で均衡する、ということです。

ノルウェーの高出生率の裏側~男の二極化】では、高学歴のアッパーミドルの男が子無しになる理由が「仕事で遅れを取ることを懸念する→子供を持つことに踏み切れない→生物学的にタイムリミットが迫った女がしびれを切らせる→別れて別の男に走る→男が子無しのまま中年になってしまう」であることを紹介しましたが、「残業ゼロ」は、時間差一夫多妻あるいは子無しの男女を増やす可能性が十分あるということです。

エマニュエル・トッドは「日本で唯一の問題は出生率」と述べていますが、その警告は政権中枢には届いていないようです。

 

参考記事