Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

中国のシャドーバンキングに関するIMFの分析

中国のシャドーバンキング(影の銀行)について、IMFエコノミストが分析しています。下の記事の最後にリンクがあるpodcastの説明もお勧めします。


What’s Lurking in the Shadows of China’s Banks | iMFdirect - The IMF Blog

この記事では、シャドーバンキングを社債、委託貸付、銀行引受手形、貸付信託の4つに分類しています。Figure 1.は、リーマンショック後に対GDP比で15%から55%(社債が20%、残り3つ計が35%)に40%ポイントも拡大したことを示しています。

シャドーバンキングの急拡大の背景には、規制を逃れて資金調達・運用しようとするニーズの強さがあります。

Shadow banking provides an opportunity to circumvent regulations, such as the deposit interest rate ceiling (but there are many others). For example, rather than putting money in a deposit, a bank’s customer could buy a wealth management product from the bank that offers a higher return. This wealth management product, in turn, may invest in equities and bonds but can also, subject to a limit, invest through shadow banks in assets that look a lot like bank loans.

"Wealth management product"(理財商品)については下の記事が参考になります。


中国の“怪しい理財商品”なぜ人気になったの? 「影の銀行」の問題点 (1/3ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

日本でも、ノンバンク経由の不動産融資がバブル拡大に寄与しました。

f:id:prof_nemuro:20140917233812g:plain

日本の不動産バブルは1990年の総量規制で崩壊し、日本経済は長期停滞に突入しました。中国の実体経済も黄信号の点滅が始まったとの指摘もありますが、どうなることでしょうか。


コラム:中国の悲惨な統計、実体経済悪化の「予兆」か | Reuters

 


「次の経済危機」は中国発か - Think outside the box


中国の不動産バブルと愛人の深い関係 - Think outside the box