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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

需給改善する労働市場における負け組

こんな記事があったので、労働市場の動向をグラフで確認してみます。

toyokeizai.net

最も重要な点は、アベノミクスで2013年から経済安定化策が強化されたことが、雇用者数回復や労働市場の需給改善をもたらしたということであり、ベアを含めた賃上げは「その延長」にあることだ。

2013年以降、就業者の増加と非労働力人口の減少が同時進行しており、「労働市場の需給改善」がもたらされています。

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もっとも、労働市場が一様に改善しているわけではありません。就業者の増加は女に偏っています。

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さらに年齢階層別に見てみます。

若い世代(15~34歳)では、女は横ばいですが、男は減少が続いています(この世代は人口そのものが減少中)。

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一家の大黒柱となる35~64歳では、女が増加する一方で、男は2012年から減少しています。女はドイツ経済、男はギリシャ経済のような状況です。

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男の就業者数増加は、65歳以上で生じていることが分かります。

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65歳以上の男が、年下の男をcrowd outしているようにも見えます。

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就業者増加が女に偏っている背景には、雇用の多くが医療・福祉など女の多いサービス業で生じていることがあると見られます。

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大黒柱の世代の男には、依然として厳しい情勢が続いているようです。

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「過去の婦人運動は36人の婦人国会議員と数十万のドイツ女性を大都市の路上に狩り出した」と、ある女性の党支持者は書いた。「それは一人の女性を高級官僚にし、数十万の女性を資本主義的経済秩序の賃金奴隷たらしめた。働く権利を奪われている男はいまや約600万もいる。女だけが、安価でいつでも利用できる搾取の対象として、いまなお仕事を見つけることができるのである」。

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