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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

「男性受難」の理由

少子化・ジェンダー 政治・歴史・社会

最近、The Economistが男の苦境をよく取り上げています。

jbpress.ismedia.jp

www.economist.com

こちらは以前のEconomistの記事について。

totb.hatenablog.com

男女の社会生活における同等化が男(キモくて金のないおっさん)に打撃を与えている背景には、生殖面における男女の価値の差があります。

安価な精子と高価な卵子ということを考慮に入れると、結婚に財貨の支払いが必要であれば、払うのは男の側と予想できる。動物でも餌を提供する、つまり「求愛給餌」をするのはいつも雄である。

実際、ほぼすべての人間社会で、女は財産だと考えられているが、男は財産だと考えられていない*1

 結婚の第一義的な意義が繁殖にあるのは自明である。

多くの社会で、配偶者の選択の基準は男女で異なる。新夫に求められる資質は、「よき提供者」たることで、将来経済的・社会的に高いステータスにつくことが求められる。一方、新婦に求められる資質は、「よき繁殖者と働き手」である。

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生殖面における価値が女>男であるため、男には女よりも稼ぐことが期待されます(そうでなければ合計した価値が釣り合わない)。生殖面では強い立場にある女が男に「自分より稼ぐこと」を求めることや、男が女の要求に応えるために肉体的に頑健なのは進化の産物です。*2

totb.hatenablog.com

身も蓋もない表現をすると、結婚とは男女が子孫を残すことを主目的として形成するジョイントベンチャーです。男は子供を産めないので、女に産んでもらう代わりに食・住などを提供します。女は「産み育ててやる」代わりに、男から種々の見返りを得ます。鳥など多くの動物がやっていることと同じです。

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ところが、男が女よりも稼ぐことを「差別」とする思想に基づき、男女の稼ぎの差を縮小させると、必然的に、生殖面(生まれつき)の価値の差をカバーできなくなる男が出現します。*3

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その結果は、

  1. 一夫一妻:子孫を残せない「負け組」男女の増大(女に選ばれない男&剰女の増加)⇒人口減少⇒社会衰退
  2. 一夫多妻:経済面に加えて性の面でも格差拡大

です。

jp.reuters.com

dot.asahi.com

私自身はいま、1千万円には届きませんが、そんな年収の低い人と結婚するくらいなら一生一人でいいです。

diamond.jp

結局、彼女はその後も「39才まで・年収は800万円から」という条件を変えなかったため、お見合いの機会はなくなり、契約期間も終わったことで連絡も来なくなりました。

人づてに聞いたところによると、彼女は今現在41歳・独身だそうです。

生物学的に考えれば、子供を残す者が真の勝者だ。生命の絶対性は、勝ち組だの負け組だのといったレベルではないのである。

最近では「勝ち組」ほど男女同等化を支持する傾向が強いようですが、これは、男女同等化が自分たちの優位をさらに強化することに気付いたからではないでしょうか。平等を目指していたはずの共産主義国家が、多くの大衆を抑圧する格差社会になっていたことを想起させます。

totb.hatenablog.com

先進国は、平等意識が崩壊した「猿社会」に向かっているようです。

totb.hatenablog.com

すべての男は消耗品である (集英社文庫)

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totb.hatenablog.com

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*1:強調は引用者。

*2:強い立場で要求の多い女の例:かぐや姫

*3:これが性的魅力と経済力に劣る「キモくて金のないおっさん」です。