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準備預金に関するイングランド銀行の解説

準備預金の性質に変化が見られるというイングランド銀行エコノミストの解説です。

bankunderground.co.uk

その原因は、準備預金に金利が支払われるようになったことです。それにより、短期国債と同類の流動資産としての側面が強まりました。

But remuneration of reserves erodes much of their “specialness” as, in an economic sense, they become similar to short-term government liabilities (which may be sold or used as collateral to borrow cash when required). As such, they become much more like part of the broader spectrum of liquid assets, assessed against their liquidity value and expected return.

それに伴い、中央銀行の金融政策やオペレーションも変化を迫られています。

This role for reserves as a liquid asset, rather than purely as a means of settlement suggests that demand for reserves is likely to be both higher and more volatile in future and presents a challenge for central banks in managing reserves.

超過準備への付利については、以下をご参考に。

neweconomicperspectives.org

イングランド銀行の金融政策 (世界の中央銀行)

イングランド銀行の金融政策 (世界の中央銀行)

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totb.hatenablog.com

business.nikkeibp.co.jp

今の日銀の異次元緩和は厳密には紙幣印刷ではない。日銀の口座に準備預金が積み上がっているだけで、実際に市中に紙幣がどんどん出回っているわけではないからです。その準備預金も金利がゼロではなくて、わずかながらも金利をつけているので、資産の性質から言うと、短期国債と変わりません。この意味で異次元緩和は、長期の国債を買って、それを短期の国債に置き換える操作をしているに過ぎないともいえます。