読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

世代間格差に関する二題

世代間格差に関する二つのニュースについて考察します。

www.huffingtonpost.jp

私のような、新人類世代までのもう1つ大きな課題は、預金を持って死ぬことだと思っています。相続税も上げた方がいいのですが、世代間格差の解消は相続税を上げなくてもできます。相続によって、若い世代に資産が移転しますから。むしろ移転させるべき資産を、団塊世代や新人類世代が自分のために消尽してはいけないのです。

「預金を持って死ぬ」「自分のために消尽してはいけない」ということは、家計消費すなわち有効需要の減少→経済縮小を意味します。現役世代の所得を減らすことです。また、相続税を上げないことは、親の資産格差が子に引き継がれることを意味します。フローとストックの両面で、経済弱者をさらに痛めつける政策です。ここに消費税20%が加われば、悲惨な状況となることは避けられそうにありません。

消費税も20%以上にした方が公平でしょう。

恐ろしいのは、おそらくこれがエリート(東京大学教授!)の「素朴な正義感」から出たものであろうことです(地獄への道は善意で舗装されている)。社会学者なら「倹約のパラドックス」を考慮してもらいたいものですが。

もう一つは、公的年金の「世代間格差」です。

www.huffingtonpost.jp

irorio.jp

公的年金制度は賦課方式(子世代からの受取)なので、出生率が下がれば給付額も減ります。現在の受給者世代(の女)は平均約2人の子を産みましたが、現在の若者世代は約1.4人しか産まないと推計されています。他の要因が一定なら、現在の若者世代の受給額は3割減って当然ということです。「子を産まない自由の行使」は、年金給付額の減少と裏表であることを忘れてはなりません。

詳しくは過去記事を。

totb.hatenablog.com

totb.hatenablog.com