Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

国民医療費40兆円突破

2013年度の国民医療費が40兆円を超えました。

f:id:prof_nemuro:20151010215822g:plain

名目GDPが増えない一方で、国民医療費は増え続けています。*1

f:id:prof_nemuro:20151010220339g:plain

医療費増加の元凶はフリーアクセスにあるという記事がありました。 

blogos.com

この記事の文末から、高齢者の医療費が突出していることが分かる。その理由は後述する「医療機関へのフリーアクセス」であると自分は考えている。

医療費を押し上げている一番の原因は「医療機関へのフリーアクセス」、つまり軽度のけがや病気でも安易に受診してしまう患者や、それに応じた無用の診察・投薬をする医療機関や薬局ではないかと自分は考えているのだ。

f:id:prof_nemuro:20151010215139g:plain

高齢になるほど医療費が増えるのは、「寿命が近づく→“壊れやすく”なる→“修理費”が嵩む」ためであり、フリーアクセスとは別の話です。フリーアクセスは高齢者限定ではありません。

f:id:prof_nemuro:20151011011253g:plain

f:id:prof_nemuro:20151010223333g:plain

普通の機械の場合、「故障が頻発する→寿命が来たと諦める→修理せず廃棄」ですが、人間の場合は「完全に壊れるまでは修理を続ける」なので、医療費が嵩んでしまうわけです。「医療技術の進歩→完全に壊れる時期が先延ばしされる→生涯医療費増加」となることも重要です。

totb.hatenablog.com

経済力が低下した近未来には、人間も「早目に修理を諦めて廃棄」となりそうですが、その時には隣国の医療制度が参考になるかもしれません。

北朝鮮の核心――そのロジックと国際社会の課題

北朝鮮の核心――そのロジックと国際社会の課題

この国の平均寿命が高く乳幼児死亡率が低いのは、政府が個人のプライバシーに踏み込んで全国民を管理しているからにほかならない。

医師の給料が安いのも、一概に悪いこととはいえない。人件費が安ければ、予算が限られていても大量の医師を雇うことができるからだ。

低コストで予防医療を普及させ、旧式のものではあるが基礎的な医療を提供することに力点をおいてきたために、北朝鮮は医療面でそれなりの成果をあげたのだということができる。

totb.hatenablog.com

*1:1999年度→2000年度の減少は、一部の介護費への分類変更によるもの。