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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

[グラフ]日本の(破滅的な)人口ピラミッド

人口・少子化

一つの前の記事(↓)の続編です。

totb.hatenablog.com

クルーグマンが予想インフレ率引き上げの実現性に懐疑的になった理由の一つは人口動態です。

一時は

かつて私は「流動性の罠」に陥ってしまうのは、いま日本が直面している少子高齢化のような、望ましくない事態が原因だ、と考えていた。

しかし、いまでは「オーバーリーチ(民間企業が無理に事業拡大を行おうとして)借金過剰になること」が原因であるようにもみえる。

と考えていたようですが、実際には日本企業の借金過剰はとっくの昔に解消しています。いわゆる「リフレ論争」は、企業(特に非製造業)のバランスシートが急激に改善する過程で行われていたことになります。*1

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というわけで、再び人口動態が原因と考えるようになったようです。

では、日本の人口動態がどの程度"awesomely unfavorable"なのかを、20年ごとの人口ピラミッドで見てみます。

高度成長が終わって間もない40年前。

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バブルが崩壊し、日本銀行の超低金利政策が始まった20年前。

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今年。

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20年後。 

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40年後。

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60代以下の「収縮」が顕著です。40年後には20代の若者は70代の老人の約半分しかいないわけですが、このような社会に経済活力が宿るでしょうか。このような経済に投資する気になるでしょうか。

このような未来に向かっている時には、日銀が笛を吹いても国民は踊る気にならない、ということでしょう。

この破滅的な人口動態を見てしまうと、「マネタリーベース」とか「期待インフレ率」とかいう議論がほとんど無意味に感じられてしまいます。

totb.hatenablog.com

トリレンマにおいて男女同等化と女の上方婚志向(←本能)を選択したために、社会が持続不能に向かっているわけです。*2

totb.hatenablog.com

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人口減少社会は怖くない

人口減少社会は怖くない

blog.hatenablog.com

*1:企業部門資金余剰になったことが需要不足(→デフレ)につながった。

*2:残念ですが、もう手遅れでしょう。