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[グラフ]消費・CPI・マネタリーベース

2015年度の消費者物価指数の前年度比は、総合+0.2%、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合+0.7%、一般サービス+0.4%と2%には届かないもののプラスを達成しました。

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最近では、実効性のある金融緩和策として「日銀当座預金に適用するマイナス金利の幅拡大」や「株式ETFの買い入れ増額」が期待されているようですが、いわゆるリフレ政策の本質は「マネタリーベース(具体的には超過準備)を大量に増やすと予想インフレ率が上昇して自己実現的に景気が良くなる」です

量的・質的金融緩和開始から3年が経過し、マネタリーベースは激増しています。リフレ派が依拠する「金融政策の世界標準理論」に従えば、「大変な好景気」が到来しているはずです。

岩田さんと黒田さんとスティグリッツさんの話

断言しましょう。大変な好景気がやってきます。バブルを知らない若い世代は、これを見てビビって目を回すでしょう。

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しかしながら、家計消費はむしろ落ち込んでいます。

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リフレ派の教科書には載っていない異常事態が生じているのでしょうか。それとも教科書が間違っているのでしょうか。

参考までに、2月23日衆議院財務金融委員会における岩田日本銀行副総裁の発言です。

私は、就任前から申し上げていますが、マネタリーベースをふやすのには長期国債を買うのが一番効果的であると。つまり、短期の国債はほとんどゼロ金利になっておりますので、日本銀行が短期の国債を買ってマネタリーベースをふやす場合には、ゼロ金利の当預とほぼゼロ金利の短期国債を交換するというだけで、民間の資産の構成には何の変化もほとんどないということで、同じマネタリーベースをふやしても余りきかないんだということを申し上げたわけです。 

長期国債と日銀当座預金を交換してもあまり効かないようです。

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totb.hatenablog.com 

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