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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

高校生の出産/学業両立と少子化は無関係

少子化・ジェンダー

妊娠した女子生徒に休学を勧めた高校が批判されているそうです。 

www.j-cast.com

当初休学を勧めた学校側がこうした対応を取ったのは、女子生徒が同級生との卒業を望んだためだ。学業と出産・子育ての両立は難しい面もあり、その後、女子生徒は休学を選択した。

www.sankei.com

www.huffingtonpost.jp

「これでは少子化が進んで当然」という批判もあるようですが、これは少子化とは関係ありません。

次のグラフは1975年と2014年の年齢別出生率です。この合計が合計出生率で、1975年は1.91、2014年は1.42です。

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15-18歳の合計は1975年が0.008、2014年が0.011に過ぎません。「高校が妊娠・出産に対応できていないことが少子化の一因」という批判が成り立たないことは、年齢別出生率と高校進学率を時系列で見れば明らかです。

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リベラルな方々が日本批判の引き合いに出す北欧のデンマークスウェーデンも、10代後半の出生率は日本と大差ありません。

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高校生の妊娠・出産を歓迎する人々にとっては、アメリカが理想的なのかもしれませんが、そのアメリカでは10代の妊娠・出産が社会問題とされていたことを忘れているのでしょうか。多くの日本人も「病めるアメリカの象徴」と見ていたはずですが。

www.theatlantic.com

Teen pregnancy is associated with a higher likelihood of illness and death for both the child and mother 

「保育園落ちた日本死ね!!!」もそうでしたが、最近、「妊娠・出産・育児に関する女の要求を丸呑みしない奴は国賊・非国民」と認定して攻撃する風潮が強まっているように感じられます。それらの要求を満たすためには大きな代償を支払う必要があることが全く考慮されていないようであり、中華人民共和国大躍進政策文化大革命を想起させる短絡的思考と言わざるを得ません。女が「被害」を訴えると無条件に味方したくなるのが人間の本性なのかもしれませんが、それでは社会が成り立ちません。*1

なお、少子化対策として女子高生の妊娠・出産を歓迎するのであれば、女子高生と30代・40代以上の男の性行為も認める必要があるでしょう。子育てには経済力が必要なので、同年代の男よりも年上の男との組み合わせが望ましいことは明らかです。

リベラルな方々は荒れた社会・乱れた社会・病める社会が理想のようです。

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*1:「社会が女の要求を満たしていないことが少子化の原因」と考えている人が多いようですが、実際はその逆です。社会の存続は女の妊娠・出産にかかっているので、女の「弱み」がなくなるほど、女は妊娠・出産を盾に取って要求を吊り上げることになります。