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男女の結果平等とは男のdisempowerment

「日本は男女差別が激しい国」の根拠とされる世界経済フォーラムジェンダー・ギャップ指数(GGI)に関する一つ前の記事に補足します。

totb.hatenablog.com

GGIの問題は、男女共に潜在能力を発揮できるようになる(エンパワメントの水準が高くなる)ほど、男女の生物学的な差が顕著になることを無視していることです。

他の多くの動物と同じように、人間も男は女に比べると体力・闘争性・競争意欲が上回っています。加えて、男は女に比べて様々な面でばらつきが大きいため、男女が等しく競争に参加すると、結果的に高位職は男が占めることになります。

近年では中長距離走の上位は東アフリカ勢の寡占状態にあり、日本人選手は太刀打ちできなくなっていますが、これは、依然は貧しさのためにディスエンパワメントの状態にあった黒人たちが先進国の選手に近いレベルまでエンパワーされるようになり、生まれつきの資質の差が反映されるようになったためと考えられます。*1

マラソン - Wikipedia

「男女共にエンパワーされた社会では結果的に男女差が大きくなる」もこれと同じことです。機会が平等で潜在能力を発揮しやすい社会になるほど、生まれつきの要因が結果に反映されるようになるのです。

totb.hatenablog.com

このことは、男をディスエンパワーすれば「男女平等」が達成できることを意味します。GGI上位国では、

  1. 戦乱:ルワンダ
  2. 格差社会:フィリピン
  3. 女へのアファーマティブ・アクション(クォータなど):北欧 

となります。世界大戦が「女の社会進出」につながったことはよく知られています。

www.bbc.co.uk

www.theguardian.com

フィリピンのような格差社会では、潜在能力はあっても貧しさのために発揮できない男が多くなりますが、これは上位階層の女にとってはポジションを争うライバルが減少することを意味します。エリート女にはライバルが少なくなる格差社会が望ましいのです(同時に、家事・育児を安価にアウトソースできる女も確保できます)。

jp.reuters.com

平等社会であった北欧でも格差が拡大していることや負け組男が増加していることは、「結果平等」の副作用と言えます。

totb.hatenablog.com

エリートほど男女平等を声高に叫んでいることの意味を庶民はよく考えたほうがよいでしょう。そもそも、世界経済フォーラムはグローバル企業の代弁者です。

totb.hatenablog.com

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*1:ニューイヤー駅伝のインターナショナル区間を見れば能力差を実感できます。