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エリート女は専業主夫を選ばない

日本の女の下方婚嫌いを示す記事です。

style.nikkei.com

山口さんが結婚相手として求める男性は「高学歴のエリートなんかではなく、仕事もちゃんとして、家事にも参加してくれる普通の人」だ。「それは私のわがままなのだろうか。結局、自分も都合のいい男性を求めているだけだろうか」と自問自答する。

知り合いのキャリア女性の中には結婚してうまくいっていないケースも少なくない。離婚したり、結局、キャリアを捨て家庭に入ったり。

「普通の人」といいながら「仕事も家事も」の条件付きで専業主夫は認めないようです。上野千鶴子の指摘通りです。*1

toyokeizai.net

エリート女の泣きどころは、エリート男しか愛せないってこと(笑)。男性評論家はよく、エリート女は家事労働してくれるハウスハスバンドを選べなんて簡単に言うけど、現実的じゃない。 

――まさに、そうだと思います。女性は、尊敬できる男性じゃないと、なかなか、結婚する気になれません。

「高学歴のエリートなんかではなく」と許容範囲が広いようですが、実際にはその範囲が極めて狭いことは確実です。*2

山田昌弘の指摘通り、

 高学歴の女性が、学歴の高くない男性を結婚相手として選ばないのは、そもそもそのような男性に魅力を感じないからである。「話が合わない」「物足りない」という言い方で、恋愛や結婚相手の対象から外してしまう。たまたま、妻が夫より高学歴という組み合わせのカップルがいても、その男性には、学歴に代えられない仕事上の能力があるというケースがほとんどである。

芸術家、学者、社会活動家など「お金で買えない価値」が基準の分野でのエリート(→尊敬できる)でなければ満足できないでしょう。

「元財務官僚の山口真由さん」のような超エリートでも男を養う気がないことは、日本の男が女の上を行かなくてはならないことを意味します。つまり、男よりも女のほうが相手に対する要求水準が高い(許容範囲が狭い)ことが、世界経済フォーラムジェンダー・ギャップ指数では男優位社会に見えるにもかかわらず、女の幸福度が男に比べて高い結果を生むわけです。*3

冒頭の記事に

スティーブン・スピルバーグ氏の演説に観衆が酔いしれているとき、1人の赤ん坊が泣き叫んだ。しかし、母親の女性はそれを無視、必死になって世話しているのは父親の男性1人。山口さんは「これが米国のリベラル夫婦か」と半分あっけにとらわれた。

スピルバーグ氏の演説中の世話は父親の役目と決めれば、どんなに赤ん坊が母親を求めても母親は何もしない。これがリベラル夫婦だ。

とありますが、人間の自然な感情よりも「理性」を優先するリベラル夫婦は「主義者*4」に他なりません。これを理想の家族と考える日本人は「主義者」以外にはほとんどいないでしょう。

反ポリコレを明言していたトランプの勝利は、アメリカでもリベラル的価値観に反発する人が多いことを示しています。日本にも欧米のリベラル的価値観を広めようとする勢力が(特にインテリに多く)ありますが、主義者ではない普通の日本人にとっては迷惑千万でしょう。*5

おまけ

東大主席ということでこのエピソードを再掲します。医療関係者の知人(男)と女の医学生東大理Ⅲを含む)の雑談です。

知人「君たちみたいに頭が良いと結婚相手を見つけるのも大変でしょう」

彼女たち「私たちが結婚できなくなるってことですか」(抗議するような口調で)

知人「いや、君たちより『下の男』と結婚すればいいだけだよ。いくらでも相手はいるよ」

彼女たち「(即座に)嫌です」 

男は「結婚相手は自分未満でもOK」なので、自分のレベルアップは結婚相手の選択範囲を広げます。しかし、女は「自分未満はNG」なので、自分のレベルアップは選択範囲を狭めます。従って、女が下方婚を忌避する社会で女の「レベル」を高めると、必然的に非婚化・少子化が進み、社会は持続不能に陥ります。これがリベラルにとっての不都合な真実ジェンダーフリー社会のトリレンマです。*6

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(男がレベル3から1に上昇すると、結婚対象の女の範囲がレベル3~5から1~5に拡大するが、女が同様に上昇すると、結婚対象の男の範囲がレベル1~3から1のみに縮小してしまう。)

www.sankei.com

優秀な女性が自分以上の男性を探すため、ミスマッチが起こり、晩婚化がますます進んだようです。この女性の経済的自立も離婚率をあげた原因だろうとのことでした。「女性の地位向上、男女平等が進むと少子化が進むのです」とおっしゃったのが印象的でした。

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*1:自分に経済力があればNINJA(No Income, No Job, no Assets)女と結婚する男はいくらでもいるが、結婚後もNINJAであり続ける男と結婚する女はほぼ皆無。

*2:勝手な推測ですが、対象年齢の男の1%未満でしょう。

*3:日本人の要求水準が高いことが高品質のサービスを生んでいることと同じ。

*4:インテリほど共産主義のような人間の本性に反する「主義」に染まる傾向があります。

*5:欧米は世界中にリベラル的価値観の輸出を図っていますが、共産主義が世界中を赤化しようとしたことと同じです。

*6:この一般論に対して個別論で反論しないように。