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マドンナの「女は女が嫌い」

ヒラリー・クリントンが米大統領選挙で敗北したことについて、マドンナが「女は女が嫌い」とインタビューで答えていました。

www.newsweekjapan.jp

「女性は女性が嫌い。そういうことでしょう」と自身の見方を語った。「女性には同性を応援しないという性質がある。とても悲しいことだ。男性はお互いにかばい合うけど、女性がかばうのは自分の男と子ども。女性は内向きだけど、男性はもっと外に向いている」

原文では意味がより明確です。

www.billboard.com

Women hate women. That’s what I think it is. Women’s nature is not to support other women. It’s really sad. Men protect each other, and women protect their men and children. Women turn inward and men are more external.

面白いのは、このマドンナの分析が霊長類学者と一致していることです。

狩りをするサル―肉食行動からヒト化を考える

狩りをするサル―肉食行動からヒト化を考える

オスが権力を獲得する第二の方法は、戦略的同盟を通じてである。これは、人類と、人類以外の霊長類社会の両方で本当に起こる。オスの連合が形成されるのは、メスへの接近をコントロールするためか、他のオスがメスに近づく手段を持つのを防ぐためか、または必要なメスが含まれるテリトリーを防衛するためかもしれない。

オスの同盟形成の逆効果は、多くの霊長類種で、メスが強い同盟を形成しないことである。これは、特に大型類人猿の間で本当である。

どの種でもメスの目標の一つは、コドモをうまく産んで、保育することである。

国家間でも、冷戦時代のように緊張が厳しいほど軍事力と同盟の強化が促進されます。人間も他の動物と同じく、生殖においては男が女の獲得のために競争するので、競争が激しい男のほうが肉体が闘争向きになるとともに同盟が強固になるわけです(Men protect each other)。一方、男に比べると異性獲得競争が厳しくない女は、関心が家族に向かいます。これが"women-inward/men-external"のメカニズムです。

性的魅力を売り物にして大成功したマドンナは、男女差の存在を否定する頭でっかちのインテリたちよりも人間の"nature"を正しく理解しているようです。