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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

[グラフ]日本の高出生率地帯

人口・少子化

2015年の合計出生率は1.45で前年の1.42から上昇しました。1984年(1.81)→2005年(1.26)の長期低下トレンドからの反転上昇が続いています。

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しかし、このリバウンドもそろそろ終わりに近いと見られます。

1970年代後半以降に生まれた世代では累積出生率が下げ止まっているものの、1.45を超えて上昇していく可能性は低いと見られます。そのため、1.4強が合計出生率の「天井」となります。

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合計出生率コーホート出生率の関係については下の記事を参考にしてください。

totb.hatenablog.com

出生率引き上げの成功例として英仏や北欧を挙げる人(主にリベラル)がいますが、これらの国々の相対的高出生率には大量の移民という「ドーピング」が直接・間接的に寄与しています。

www.sankei.com

「女性が社会に出て働き、家庭と仕事が両立できれば少子化が止まる」という認識を持っている日本人が多いと思いますが、実態はその逆。デンマーク有識者は「少子化の解決にはつながらない」と明確に語っていらっしゃいました。

そのため、大規模移民(あるいは外国人労働者)を前提としないのであれば、日本国内の地域比較のほうが有益です。 

「新領土」の沖縄を除くと、九州と島根・鳥取福井県が高くなっています。

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京都府兵庫県は府県全体では低いものの、山陰道丹波・丹後・但馬は高い傾向にあります。*1 

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沖縄、福岡県を除く九州、島根県福井県の「日本海ベルト」が日本における高出生率地域です。

人口減少対策には東京一極集中よりも、このような地方の「創成」が有効でしょう。

togetter.com

totb.hatenablog.com

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*1:島根(石見、出雲)、鳥取伯耆因幡)、但馬、丹波、丹後は山陰道に含まれます。