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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

安倍首相の大本営発表

安倍総理大臣の施政方針演説を検証します。

www.sankei.com

まさにデフレマインド、「諦め」という名の「壁」が立ちはだかり、政権交代後も、「アベノミクスで成長なんかできない」。私たちの経済政策には、批判ばかりでありました。

日本はまだまだ成長できる。その「未来を創る」ため、安倍内閣は、この4年間、三本の矢を放ち、「壁」への挑戦を続けてきました。

その結果、名目GDPは44兆円増加。9%成長しました。

名目GDPの増加は、リーマンショック後の落ち込みからのリバウンドに過ぎません。

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民需の回復ペースは民主党政権時からの延長線上にとどまり、2015年以降は400兆円の「壁」に突き当たっています。落ちた穴から這い出した後は足踏みが続いています。

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長期的に見れば「成長を回復した」からは程遠い状況です。

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中小・小規模事業者の倒産は26年ぶりの低水準となり、政権交代前と比べ3割減らすことに成功しました。

とのことですが、倒産する前に休廃業している企業が増加していることも「経済の好循環」が生まれていないことの例証と言えます。

blogos.com

倒産が沈静化する中で、水面下では倒産の3.5倍の企業が休廃業・解散に追い込まれ、年間4万件近い企業が市場から撤退している。

ベースアップが実現とは言うものの、賃金上昇は微々たるものです。

長らく言葉すら忘れられていた「ベースアップ」が3年連続で実現しました。史上初めて、47すべての都道府県で有効求人倍率が1倍を超えました。全国津々浦々で、確実に「経済の好循環」が生まれています。

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労働需給の改善も、人口減少による人手不足が主因です。戦時に女や老人が労働に駆り出された状況と似ています(一億火の玉→一億総活躍)。

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観光立国にも熱心ですが、

1千万人の「壁」。政権交代前、外国人観光客は、年間800万人余りで頭打ちとなっていました。

安倍内閣は、その「壁」を、わずか1年で突破しました。4年連続で過去最高を更新し、昨年は、3倍の2400万人を超えました。

あらゆる政策を総動員して、次なる4千万人の高みを目指し、観光立国を推し進めてまいります。

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反日国家のおかげです。諸々の副作用も考慮されていません。

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www.news-postseven.com

入国外国人が急増する一方で、出国日本人数は名目GDPと同様に長期停滞中です。所得が増えないから海外旅行に行く人も増えないということです。

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観光立国とは「海外旅行に行けるだけの所得のある日本人を増やす」ことよりも「日本を“安売り”する/質の悪い外国人も歓迎する」ことを優先する政策です。

「日本を取り戻す」ではなく「日本を(安値で外国に)売り飛ばす」が進行中です。*1*2

totb.hatenablog.com

totb.hatenablog.com

*1:既に国や地方自治体の「改革」で行われている手法です。

*2:「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」とグローバリゼーション全開の安倍首相⇔脱グローバリゼーションに舵を切った米英の構図は何やら第二次世界大戦を想起させます。米英中心の連合国=自国第一主義、日独中心の枢軸国=リベラリズムネオリベラリズムです。ドイツに従属しているヨーロッパ諸国では「極右」によるレジスタンス活動が活発化しています。