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Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

"Sexual paranoia"の副作用

"Sexual paranoia"が日本の大学にも飛び火したようです。

Unwanted Advances: Sexual Paranoia Comes to Campus

Unwanted Advances: Sexual Paranoia Comes to Campus

www.independent.co.uk

Jean-Paul Sartre once said sex is consensual rape. But what if there is no such thing as “consensual”, and it’s just “sensual” combined with a con? Then all you have left is rape. All women, in this dominant narrative, have become persecuted “damsels in distress”, actually or potentially. And, says Kipnis, thereby disabled, disempowered, rendered vulnerable and defenceless, “victims” or “survivors” in their own minds.

www.newyorker.com

www.theguardian.com

東大のワークショップでは「性行為の同意の取り付け方を紅茶の誘い方に例えた動画」に「学生たちが笑ったり、うなずいたりしながら見入っていた」そうですが、これを本気にして実践すればコミュ障認定されることはほぼ確実です。

清水義範の1988年の小説『永遠のジャック&ベティ』は、34年ぶりに再開したジャックとベティの奇妙な会話を描いた作品です。

永遠のジャック&ベティ (講談社文庫)

永遠のジャック&ベティ (講談社文庫)

ジャックは妻と離婚、ベティは夫と死別しているので、ジャックは初恋の相手ベティに

それとなく、くどいてみる手だ。むこうもこっちも独身。何の支障もない。

との感情を抱きますが、「言語中枢が三十数年分退化し」ているので、

女性をくどこうとすると、こんな言いまわししか頭に浮かんでこない。

「私はあなたとセックスすることを欲しています」

これでは女はくどけないだろう。ベティが、「はい、私も欲しています」と答えるとは考えられない。

「いや、なんでもありません」

とジャックは言って寂しく笑った。 

となる結末です。この異常な会話を標準として推奨する東大のワークショップは"sexual paranoia"でしょう。

この問題の難しいところは、

  • 女は事後に評価を決める
  • 女の評価は男よりも厳しい
  • そのため、男の事前の不確実性が高くなる

ことです。ここで事後のペナルティを大きくすると、「触らぬ神に祟りなし」となる男が増えるため、投資に例えると、

  • リスクや不確実性をものともしないアニマル・スピリットの持ち主
  • ウォーレン・バフェットのようにリスク計算に長けた資質の持ち主

の割合が高まることになります。つまり、元々の資質の差に経験の差が加わって性的強者と性的弱者の格差がますます拡大するわけです。

もちろん犯罪は論外ですが、微妙なコミュニケーションや探り合いを否定することには、男の二極化・非婚化・少子化を促進する重大な副作用をもたらすことも忘れてはなりません。

togetter.com

totb.hatenablog.com 

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