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アラサーの扱いが男女で異なる理由

アラサーの扱いが男女で異なるのはなぜとの疑問ですが、

この答えは簡単で、女の妊孕力は30歳頃から低下するためです。男では運動能力に相当すると考えればよいでしょう。アラサーのスポーツ選手が「将来性」では低く評価されることと同じです。

(晩産化が進む前の女の各年齢における出生率は、野球選手のパフォーマンスを数値化したaging curveと似ています。)

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ではなぜ男が妊孕力の高い≒若い女を好むとかというと、自分の子供を産んでもらえる相手をゲットできる「一生で唯一のチャンスかもしれない」ためです。35歳よりも25歳のほうが「当たり」の確率が高くなるのは自明です。*1

男性の選り好みは、男性が夫婦の絆を形成し、子どもに投資をするという事実を、またしてもよく反映しており、相手を選り好みしない何種かの類人猿の親戚とは違うのだ。これは過去の一夫一妻が残した遺産である。上手に選ばなければ、それが一生で唯一のチャンスかもしれないからだ。・・・・・・チンパンジーは、発情期でありさえすれば、年寄りのメスでも若いメスでも同じくらい魅力的に感じるのである。

一方、男は30代になっても女ほど生殖能力が衰えません(例:ドナルド・トランプイブ・モンタン上原謙)。そのため、女にとっては男の「若さ」よりも経済力のほうが重要です。*2

デイヴィッド・バスは37の社会を研究し、女性は、男性の経済的な将来性をことさら重視すると結論した。・・・・・・ブルース・エリスが最近の総説で述べたように、「肉体的な特性よりも、ステータスと経済的な成功が、男性の魅力を推し計る最適なバロメーターだといえるだろう」*3

女が男の将来の「ステータスと経済的な成功」を見極めるにはアラサーで遅すぎることはないため、アラサーの扱いが男女で異なるわけです。*4

人間の男がチンパンジーのように乱交的で子育てに協力しなくなれば、女を「若さ」で選り好みしなくなるかもしれませんが、それと現状とどちらが望ましいでしょうか。

The Evolution of Desire: Strategies of Human Mating

The Evolution of Desire: Strategies of Human Mating

*1:住宅と同様、ほとんどの男にとっては一生に一度の「高い買い物」なので、他の条件が等しければ、中古品・新古品よりも新品を選んで当然です。

*2:カネのあるおっさんを捕まえ、精子はこっそり別の若い男から調達するという手もあります。

*3:[引用者注]究極的には、男にとっての女の価値は「子供を産む」こと、女にとっての男の価値は「子育てに必要なカネを稼ぐ」こと。結婚とは「男が女の性を長期契約で買う」ことです。

*4:おばさん扱いを止めてほしいのであれば、まずは自分が男をカネやステイタスで評価することを止めるべき。