Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

国家戦略特区の先に広がる風景

閣議決定された「国家戦略特別区域基本方針」によると、国家戦略特区の目的は日本の経済社会の風景を変えることです。

国家戦略特区は、日本の経済社会の風景を変える大胆な規制・制度改革の突破口である。

「世界で一番ビジネスのしやすい環境」を創出し、民間投資が喚起されることで、日本経済を停滞から再生へとつなげていく。

安倍首相も「日本の景色を一変」させると言っています。

そのとき社会はあたかもリセット・ボタンを押したようになって、日本の景色は一変するでしょう。*1

そこで、その先に広がる風景を想像してみます。

安倍首相の目標は、日本を外国人にとってのホームグラウンドに改造することです。日本の国土が外国人にとってアウェイではなくホームになるわけです。

日本で海外の選手が活躍し、米国で日本の選手が活躍する。もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました。*2

外国人旅行者に不便な規制や障害を徹底的に洗い出し、観光立国をさらに加速してまいります。*3

既得権益の岩盤を打ち破る、ドリルの刃になるのだと、私は言ってきました。

春先には、国家戦略特区が動き出します。

向こう2年間、そこでは、いかなる既得権益といえども、私の「ドリル」から、無傷ではいられません。*4 

日本を、能力にあふれる外国人が、もっと活躍しやすい場所にします。*5

高度な外国人材受け入れの拡充や永住要件の緩和、そして、東京オリンピックパラリンピックに向けた建設分野での外国人材の受け入れなど、我が国にとって必要な分野での外国人材の活用を積極的に進めていく考えであります。*6

国家戦略特区でも、外国人に関する規制改革メニューが進行中ですが、

  • 外国人家事支援人材の活用
  • 創業人材等の多様な外国人の受入れ促進
  • クールジャパン外国人材の受入れ促進
  • 国際医療拠点における外国医師の診察・外国看護師の業務解禁
  • 外国医師診療所

これらは、外国人だけで完結した(日本人があずかり知らない)ネットワークが日本国内に出来上がることを意味します。

国家戦略特区の目的は日本の途上国化という指摘がありますが、

国家戦略特区構想は日本を途上国並みの労働環境に逆戻りさせようというものなのだ。

国にも、国民にもメリットがない。負担は国民と国民が支える国家へ、利益は企業へ。これが国家戦略特区の正体である。

一国二制度の前身の租借地・植民地をイメージすればよさそうです。そこでは少数の外国人と日本人エリートが「主」で、多数の一般大衆が「従」です。日本の一般大衆の生活を守ってきた「岩盤規制」を「ドリルの刃」となって破壊し、内外の大資本の「従」の立場にすることが安倍首相の目標です。

一応、安倍首相は先進国のシンガポールがモデルと言っていますが、

世界一、ビジネス・フレンドリーな国にしたいと、私たちは言い続けています。この点、シンガポールに追いつき、できれば追い越したい。真剣に、そう思っています。*7

日本の総人口1億2700万人がシンガポールと同じ人口構成になるとすると、

  • 日本人:7700万人
  • 永住者:1200万人
  • 外国人:3800万人(労働者2500万人、家事労働者500万人、日本人・永住者・労働者の家族600万人、留学生200万人)

です。1200万人+3800万人=5000万人は大韓民国の人口とほぼ同じですが、これだけの外国人が居住するようになると、確実に「日本の景色は一変するでしょう」。 

GHQが日本の国家体制を改造したように、欧米のリベラリズムグローバリズムに基づいて国家を改造することが日本のエリートの悲願なのです。*8*9

移民1000万人計画 - Wikipedia 

日本改造計画

日本改造計画

追記 

外国人と日本のエリートの利害が一致している一例(⇩)。

日本に外圧をかけるための出鱈目なプロパガンダです。

In Japan, landlords have the right to refuse anybody based on nationality and ethnicity.

外国人差別解消という大義名分の下に、外国人の定住を容易にする「外国人のための規制緩和」が進められることになるでしょう。

参考

イギリスの多文化共生・多様性の一例

www.bbc.com

totb.hatenablog.com

totb.hatenablog.com

totb.hatenablog.com

*1:2014年1月22日

*2:2013年9月25日

*3:2013年12月19日

*4:2014年1月22日

*5:2014年5月1日

*6:2014年6月24日

*7:2013年7月26日

*8:日本人の多くがまだ気づいていないようですが、欧米と同様のエリートと大衆の乖離は日本でも進んでいます。

*9:一般国民にとって、伝統・文化・風土は自分のアイデンティティと不可分の愛着・誇りの対象ですが、国境や国籍にこだわらないグローバルエリートにとっては、外人観光客を招き寄せる「金のなる木」に過ぎません。