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[紹介]欧米リベラルの暴走

山口真由がアメリカのリベラルの暴走について語っています。

そもそも“タブー”に挑戦するのが学問の本旨ですが、米国の最高学府においても“宗教的価値観”の枠内の研究しか許されない空気が広まっています。

一定の制限が許される「表現」とは異なり、「内心」はあくまでも自由であることが憲法の大原則です。リベラルの支配領域が内心にまで及べば、思想統制につながりかねません。そんなバカなことがと思われるでしょうが、それが現実的恐怖になりつつあるのが、極端な国アメリカのある意味現状です。 

ということですが、民間企業のGoogleでは、ITエンジニアの男女比の偏りには生物学的要因も関係していると意見を表明しただけで社員が解雇されています。

そのアメリカよりも進んでいるのがフェミニズムを「国教」とするイデオロギー国家・スウェーデンで、ジェンダー平等が学問の自由に優越する『1984年』のような事態が現実化していると報告されています。 

ソ連ナチスドイツと本質的には同じです。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

共産主義ファシズム/ナチズムが広がった要因の一つに、脱キリスト教後の「心の空白」を埋めるイデオロギーの役割を果たしたことが指摘されていますが、西欧とアメリカのリベラリズムポリティカル・コレクトネスも、それと同種なものと考えられます*1キリスト教が現代風にアレンジされて復活したようなものなので、異端者は現代の十字軍=SJWに容赦なく抹殺されるわけです。

ヨーロッパ的普遍主義

ヨーロッパ的普遍主義

山口は

日本の左派は「リベラル」という言葉を輸入しましたが、それは日本の政治風土には合っていたのでしょうか。

と問うていますが、リベラルとは十字軍的信念を持つ狂信者なので、キリスト教が浸透しない日本の風土にはほとんど存在していません。自称リベラルの大半は欧米基準では偽物ということです。

補足

この違い(⇩)は「すべて社会的に作られたもの」であり、生物学的な差異は一切関与していない(←そもそも生物学的な男女差は存在しないため*2)とするのがリベラルの根本信念です。*3

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  • 保育や看護、教育に女が多い→無問題
  • 土建や漁師に男が多い→無問題
  • 短距離走は西アフリカ系黒人が強い→無問題
  • 長距離走は東アフリカ系黒人が強い→無問題
  • アメフトはポリネシア人が多い→無問題
  • 読解力の平均点が女>男→無問題
  • 数学の平均点が男>女→深刻な性差別
  • ITエンジニアは白人の男が多い→深刻な人種差別・性差別
付録

産経の記事でも言及されているサマーズ発言について、山口は著書で

リベラルという病 (新潮新書)

リベラルという病 (新潮新書)

ハーバード大学の学長だったローレンス・サマーズは、2005年に理系分野において女性は生来的に劣っている、と発言したばかりに翌年辞任に追い込まれた。

と書いていますが、これはミスリードな表現です。

「劣っている」からはサマーズが男女の理系分野の能力分布を下のように表現したとイメージされますが、

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実際にサマーズが言ったのは「男は女よりも分散が大きいので3σを超えるようなトップクラスでは男が多くなる」です。*4

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性差について興味深いポイントは、女性より男性のほうが個人差が大きいという傾向です。

生物学的には、メスよりオスのほうが身体的なばらつきが大きい。ヒトにおいても、男性のほうが体重や身長のばらつきが大きいのです。グラフにしたときには、女性は平均値近くが盛り上がりますが、男性のグラフはよりなだらかな山を描きます。

totb.hatenablog.com

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*1:平等主義、普遍主義が特徴。

*2:もう少し正確に表現すると、形質には差があるが能力には差がない、あるいは肉体には違いがあっても精神には違いがない。

*3:例えば「性も生まれつき決まっていない」とされるので、生物学的な性(sex)よりも自認(gender)が重視されます。肉体や外見が誰がどう見ても男でも、本人が「自分は女」と言うのであれば、それを尊重して女子トイレの使用を認めるなどしなければなりません。

*4:当然、最低レベルも男が多くなる。