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夏眠中|I shall return.

[紹介]リベラルvsリベラルの天敵

欧米のリベラル/フェミニストが事実と論理に基づいた科学的な議論が不可能であることを示したイギリスChanne 4のJordan Petersonへのインタビュー番組が話題になっているのでご参考に。

参考記事を二つ。

YouTubeのフルインタビューの12分頃から、インタビュアーのNewmanはFTSE100企業のトップのうち女は7人だけであることを男女差別の証拠として執拗に取り上げていますが、これは、3分頃にPetersonが話していることで説明できます。

Women want, deeply, want men who are competent and powerful.

トップに昇り詰めるためには熾烈な競争を勝ち抜かなければならないので、配偶者に家庭を任せられる人が有利になります。男は家庭を守ってくれる女と結婚できますが、女は家庭を守ってくれる男とは結婚したがらないので、不利になるのは仕方ないことです(自業自得)。

リーンインとマッキンゼーの調査によると、女性上級管理職の半数以上が配偶者も同じように激務の仕事に就いている。これに対し、男性上級管理職のその割合はわずか31%だ。高位職に就く男性の過半数は、配偶者が専業主婦(主夫)か非正規社員で、キャリアに集中しやすい環境にある。

放送大学の取材で、若い女性に「仕事ができて家事ができない男性と、家事ができて仕事ができない男性とどっちがよいか」 という質問をしたところ、九割以上の女性は、仕事の方と答えた。

結婚相談所の坂本洋子氏によると、なかなか結婚できない男性ほど、「結婚すれば家事もやります」とアピールする割合が多いそうである。そして、家事をやる男性だからといって、結婚しようとする女性もまずいないそうである。 

Petersonは13分半頃から北欧諸国について言及しているので、参考にスウェーデンノルウェーの男女の偏りが多い職業を示します。

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男女には生物学的な差異があるので、機会を均等にすると結果が異なってくるのとは当然で、エンジニアやCEOのように男がdominateしている分野もあれば、看護や保育のように女がdominateしている分野もあるということです。

なお、リベラルはCEOやITエンジニアに女が少ないことは男女差別と騒ぎますが、大工や漁師や土方に女が少ないことや、労災死が多い職業への「女の進出」が遅れていることには沈黙しています。また、ベビーシッターの半数を男にしろとも主張しません。

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生物学的差異については26分頃からのロブスターと進化についての話を。

ヒステリックに"So you're saying"と叫び続けたNewmanがPetersonにうまく返されて言葉に詰まる22~23分のやり取りは見物です。*1

参考

PISA2015で数学の平均点が女>男はOECD加盟国中、フィンランド、韓国、ノルウェースウェーデンラトビアアイスランドの6か国だけですが、これらの国々では読解力の男女差(女>男)が最大です。北欧の男女平等の実態が男のネグレクトであることが示唆されます。

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*1:このインタビュー内容とは直接関係しませんが、Petersonの“竜=猫+蛇+鳥(+火)”仮説は興味深いです。