Think outside the box

MAKE JAPAN GREAT AGAIN

移民推進派のデータ歪曲プロパガンダ

移民の専門家が「外国人が増えると犯罪が増える ⇒ 真っ赤なウソ」と書いているので、警察庁の犯罪統計に基づいて検証します。

なお、来日外国人とは「我が国に存在する外国人のうち、いわゆる定着居住者(永住者、永住者の配偶者等及び特別永住者)、在日米軍関係者及び在留資格不明者を除いた外国人」のことです。 

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この専門家は

日本の現在の総人口は約1億2700万人とされていて、法務省入管局によれば2017年の外国人の新規入国者数は2509万人でした。従って、(短期滞在者を含む)外国人が日本の総人口に占める割合は約20%に上ります。この20%という数字と3%という数字を比べれば「日本人よりも外国人の方が犯罪を犯しやすい」といのが完全なデマでしかないことが良く分かります。

と書いていますが、滞在日数が異なる日本人と外国人を同列に扱うことは適当ではありません。日本政府観光局によると、訪日外客の平均滞在日数は5.3日(2016年)に過ぎないので、人数に比べた犯罪数が少なくなって当然です。

また、一般の日本人が恐れているのは観光客ではなく、日本に拠点を置いて生活するようになった外国人なので、観光客が激増しても犯罪が大して増加していないことを「外国人は犯罪を犯しやすいというのは完全なデマ」というのは印象操作と言わざるを得ません。

法務省によると、2017年6月末の総在留外国人は300万人で、 永住者・日本人の配偶者等・永住者の配偶者等・定住者・特別永住者を除くと158万人、さらに観光等の短期滞在を除くと107万人です。158万人は日本人と合わせた人口の1.3%、107万人は同じく0.9%なので、「外国人の方が犯罪を犯しやすい」は完全なデマではないことになります。「外国人が日本の総人口に占める割合は約20%」こそデマ・真っ赤なウソでしょう。*1

さらに、重要犯罪(殺人、強盗、放火、強制性交等、略取誘拐・人身売買、強制猥褻)に占める来日外国人の割合は4.0%(2017年)なので、

「外国人は凶悪犯罪を犯しやすい」というのも完全な妄想でしかありません。

も不適切です。

イギリスでは人口の7%の「南アジア系」が'grooming gang'と呼ばれる組織的性犯罪の84%を占めると報告されています。

A new report by Quilliam International has found an alarming level of over-representation of (South) Asian men in group-based child sexual exploitation crimes, otherwise known as ‘grooming gangs’.

The report found that 84% of ‘grooming gang’ offenders were (South) Asian, while they only make up 7% of total UK population and that the majority of these offenders are of Pakistani origin with Muslim heritage. 

ドイツでも、連邦刑事庁(BKA)の犯罪統計(PKS2016)によると、人口の1割強の外国人(非ドイツ人)が性犯罪の4割弱、認定されていない“難民"等(Zuwanderer)だけでも約15%を占めています。

ところで、この専門家は別の記事で

私がオックスフォード大学院で強制移住学を学んでいた際に、何度も教授陣の口から発せられた概念があります、「Accident of Birth」。「出生という偶然」とでも訳せるかと思うのですが、22年間教育を受けてきた日本では聞いたことさえない概念でした。簡単に言えば、人は出生地や親、出生の状況を選んで生まれてくることはできず、全ては偶然の賜物であるということです。 

出自というのは完全に「偶然」の結果です。自分の能力や努力の結果で「日本人」として生まれてきた人は誰一人としていません。それなのに、出自という偶然の賜物でしかないことに拘泥しないと気が済まない人は、少し厳しい言い方になるかもしれませんが、かえって自分自身が自分の努力や能力の結果で何かを成し遂げた経験のない人なのではないでしょうか?*2

と書いていましたが、この観念は安倍首相や、

もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました。

日本を、能力にあふれる外国人が、もっと活躍しやすい場所にします。

オリンピック・パラリンピックを控え、東京は、寛容で、開かれた、多様性のある都市になります。

あたかもリセットボタンを押したように、日本を一変させる。 

経団連の中西会長と共通します。

もっとダイバーシティに向かった社会になっていくべきだというのが私の大前提にあるんです。

リベラルはジョン・レノンの『イマジン』的なユートピア願望を実現するために、ネオリベラルのグローバル資本・大企業と結託して、世界の多様性(各地のアイデンティティ)を圧殺しようとしているわけです。*3*4

先進国の政治の対立軸は保守vsリベラル&ネオリベラル連合であり、アメリカでのトランプ大統領の当選やヨーロッパでの極右政党の伸長は、リベラル&ネオリベラル連合からアイデンティティを守ろうとするpatriotのバックラッシュですが、日本には保守政党が存在しないため、日本解体が止まらない状況です。*5*6*7

totb.hatenablog.com

totb.hatenablog.com

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*1:本気で書いているにせよ印象操作にせよ、専門家としての資質を疑わざるを得ません。

*2:[引用者注]これがリベラルが国内の格差問題に冷淡になる理由です。「偶然」日本に生まれただけの人を、貧困国の人よりも優先的に救済する合理的理由はありません。

*3:ある地域の文化を破壊する効果的な方法は、別の民族を大量に送り込むことです。現在でも近隣の大国で進行中のようです。

*4:政財界の目標は日本の中南米と推測されます。詳しくは別記事で。

*5:「日本を取り戻す」「日本を守り抜く」と唱える安倍首相ですが、その実態は本人も認める(ウルトラ)リベラルです。

*6:小泉首相に「抵抗勢力」と決め付けられ、有権者によって葬り去られた「古い自民党」の政治家たちが保守勢力でした。

*7:日本の左派系野党が「国民の生活が第一」を主張しない理由の一つは「外国人差別になるから」です。安倍首相も野党も「非・日本第一」では共通します。